秩父一泊旅行
家族3人、やっと体調も良くなり、何だかのんびり温泉
に入りたいねぇ、という話になった。土曜日は幼稚園があり、その振替で月曜日が休みになので、ならば日曜日から一泊で近場の温泉に行こうか!そうしよう!と、超急遽一泊旅行決定。
簡単にネットで検索して、秩父の旅館を前日(土曜日)に予約。
天気予報で日・月は雨
ということだったけど、いいのいいの、宿でゆっくり温泉に入って美味しい物でも食べられれば、もうそれだけでいいの。
日曜日、朝起きると案の定の雨シトシト。
別に寄りたいところもなかったので、昼過ぎまで家でダラダラし、15時のチェックインに間に合うように家を出た。入間だか飯能だか辺りで国道299号に乗り、そのままひたすら約60㎞。299号は高麗辺りから正丸トンネルを抜ける辺りまで、結構な距離を信号機なしで走れるので、60㎞と言ってもとても楽に着いてしまう。
自宅から2時間弱で今日の宿に到着。

赤谷温泉 小鹿荘
住所:埼玉県秩父群小鹿野町三山243
140年の歴史がある旅館。本館・まつり館(写真)・別館月水からなり、本館1階の囲炉裏は130年モノなんですって!
まつり館は、有名な秩父祭りの山車を模しているとのこと。夜、ぼんぼりが灯ると美しいだろうなぁ。(雨だったから見に行かなかった)
中庭の池を見つつ廊下を歩き、私たちが泊まったのは別館月水の一部屋。この宿の中では一番新しい部屋になるけど、まぁピカピカに新しいというわけではない。でも掃除も行き届いていて居心地の良いお部屋だった。
到着してまずは温泉。
内湯と露天が男女1つずつ。脱衣室もシンプルだし、目新しいことは何もないけど、肌に絡みつくようなお湯がとても気持ち良かった。温度もばっちし。空はあいにくの雨模様だけど、屋根付きの露天風呂に肩まで浸かって、ぼーっと空を眺めていたら、「もうどうにでもしてくれっ!」という気分になってくるねえ。
さぁお待ちかねの夕食。
この宿自慢の囲炉裏端での食事。
いいねぇ、この風情。この食事がこの宿を選んだ一番の理由でもある。息子に囲炉裏で魚を焼くところなど見せたかったんだよね。
写真のように料理がセッティングされていたけど、熱い物はあとからアツアツの状態で出てきたよ。
上段 左:季節の前菜 右:先付くるみ豆腐 お造り 郷土料理えびし
中段 左:台物鳥肉の柚子胡椒焼き 右:じゃがいも茶碗蒸し
下段 左:揚物蒟蒻の田楽揚など 右:豚けんちん木の子鍋(うどん付き)
その他に岩魚の塩焼き(囲炉裏で焼かれてる)、杵つき餅(これも囲炉裏で炙る)、ご飯、デザートが出た。写真で見て分かるように、高級料亭のような派手さは全然ない。
でもね、ごちそうの中に、何となく懐かしい温かさを感じて、本当に美味しくいただいた。どれも美味しかったのだけど、私が驚いたのは「えびし」という食べ物。
仲居さんいわく、秩父地方に古くから伝わる郷土料理(保存食?)で、小麦粉に胡桃や柑橘類の皮や生姜などなどを混ぜ、蒸した物だそう。各家庭で材料や分量が微妙に違うので、同じえびしでも家庭の数だけ味があるとか。
本当に不思議な食感と風味で、何て表現して良いのか迷ってしまう。私としては、植物性のサラミみたい、と表現したいのだけど、旦那はスパイシーな小麦団子・・と言っていた。うーん良く分からない。でも一度は食べてもらいたい伝統の味。
食事も終盤の頃、この宿の女将さんが挨拶に来てくれた。
ここの女将さん、豪快な田舎のお母ちゃんという感じで、息子は目を丸くしてた。でも囲炉裏の火を使った「花火」と呼ばれる遊びを見せてくれたとたん、息子は興味津々で、おばちゃん・・もとい女将さんの傍にくっついて離れなくなった。
囲炉裏の火の中に、炭の屑や皮(炭入れの下の方に溜まった細かいやつ)を入れて竹筒で強く息を吹き込むと、本当に花火のような美しい光景が見られるの。
電気を消して「花火」を楽しむ。
ほら、こんなに美しい火花が咲くんだよ。でも私は内心、「岩魚、岩魚、岩魚が焦げてまうがなっ!」と気が気じゃなかったり![]()
息子が気に入ったので、女将さんがサービスで何度も花火をやらせてくれたけど、岩魚は無事でした。ちょっと灰はかかったけどね。
こうして大満足の夕食も終了。
ボリュームがたっぷりすぎて、白ご飯は手がつけられず、うどん入りの豚けんちん鍋も少し残してしまった。味がとても良かっただけにこれは悔やまれる![]()
でももう胃袋が限界だったんだよー。
部屋に帰り息子を寝かせ、私は日曜劇場の「仁~JIN~」を観てからもう一度温泉に浸かって命の洗濯。そして就寝。
ふとんがフカフカで気持ちいい。
~翌朝~
前日とは打って変わっての晴天
・・・なんて上手いことは起こらず、昨日よりも更に強い雨。秩父の山々が雨を受けて白いもやに包まれていた。これはこれで非常に風情のある素晴らしい光景。
朝食はあっさり和食。
鮭の塩焼きが定番だけど、ここは生鮭に甘味噌を乗せて陶板焼きにしていた。鮭のチャンチャン焼きに近い味でとても美味しかった。それからこの巨大な味噌汁。なめこ、しめじ、えのきの入ったきのこ汁。朝の味噌汁って何でこんなに美味しいのだろう。
思わず「おかぁーさぁーーーん!」と叫びたくなったよ。
朝食の後、1時間ほど部屋でダラダラし、午前10時にチェックアウト。
その後は道の駅ちちぶでちょっとお土産を物色し、昼前には秩父を離れ帰途についた。本当に温泉と食事だけが目的だった今回の一泊旅行、心身ともにリフレッシュできたし、たまにはこういうのも良いなぁ。ある意味贅沢だよね。
お昼は何食べようか、と話していたら息子が「たまごのサンドウィッチが食べたい!」というので、自宅に到着する前に、穂の香さんの店内でパンランチ。
目玉焼きとベーコンのパン、美味しかった~。
午後の2時前には家に着いたので、本当は休むつもりだった息子の音楽教室(3時から)に間に合ってしまったよ。午前中は優雅に温泉旅行を楽しんでいたのに、午後は音楽教室で「ド、ド、ドレミ~♪」とかやってんの![]()
ギャップに身体がついていかない。
さて今回のお土産。
左上の丸いのは秩父産の山くるみ。西洋くるみと比べると、小さくて固い。トンカチでガチガチやって割り、中から小さい実を取り出してすり鉢であたって細かくしてから、ざるそばの薬味にして食べた(道の駅の人に勧められた食べ方ね)。
ふんわりとした香りとまろやかな油と甘み。これは美味しいね。そばは秩父産のそば粉を使って打った新そば。ああ幸せ。
あとは肉の味噌漬けや、しゃくし菜の漬物など、秩父のメジャーなお土産も買ってきた。これらは本当に美味しいよね。ご飯にもよく合うし。
今回の旅館滞在だけを楽しむ一泊旅行に味をしめた旦那が、もう次の予定を私ひ迫ってくる・・。家族3人だと、どんなに安くても1泊3万くらいはいくんだぞ。そんなものをホイホイと決めることなんて出来ませんって。
次はいつかな。今度は海の方にも行ってみたいな。
楽しい秩父一泊旅行でした![]()





























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